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脂忘録 ~しぼうろく~

人に言うほどのコトでもない徒然

人生最大の続き

前回の続き。

味がしないは、言い過ぎでしたけど。

風邪の時、鼻水だったり、粘膜が腫れたりで、匂いが、解らない事は、誰でも経験ある筈。でもそれは、鼻をかんだりすすったりした時、或いは咀嚼して飲み込む、口腔内の変わった時などに、一瞬解る食べ物や、環境の匂いを確認する事で、「ああ、今自分は鼻が詰まって匂いが嗅げないのだな」と、再認識できる。この状態が変われば、匂いも戻るのだなと、確認できる。

でも今、鼻は通ってる。なのに匂いがしない。

味は、する。
所謂5つの味覚、甘い、塩辛い、酸っぱい、苦い、旨い…解るんだけど、「風味」が、全然無くて。

出汁は薄い塩水だ。旨味はあるけど旨くはない。
アイスクリームも、甘い物が口の中で溶ける、それだけ。
お茶はコレ、ん? なんの味?

ま~日常が、ことごとくつまらなくなった。このまま行けば、ダイエットできる。「食べること、あまり興味ない」って人、たまに居るけど、少し理解できた気がした。

勿論、その人と、今の自分は事情が違うだろう。でも食べることが楽しくない事が、日常をこんなに味気無くするとは。食欲が無くなる訳ではないから、食べるんだけど、咀嚼して飲み込む事に、特に快感が無いのだ。自分は食べる為に生きていたのだ。

日常に不便も出る。

口が臭うから歯磨き。そんなサイクルも途切れ、モーニングブレスだから、と、知識で行動する事になる。

歯磨き粉は、刺激と、何となくケミカルな味と言うか、石鹸の泡が口に入った事を思い出した。確か界面活性剤が、入ってるんだよな。ミントの香りは皆無で、とにかく、歯磨き=サッパリと言うのも無くなった。

環境が匂わないのも参った。
リビングで、愛犬のうんこを2回も踏むガッカリ感たら。
ウチの犬は、介護が必要な高齢犬なのだが、その日はお腹の調子が悪かった。散歩に行こうと持ち上げたら、犬がうんこまみれになってる。あ、自分もうんこだらけだ。

持ち上げるとき、お腹を押されて、出ちゃったんだな。いつもなら粗相があっても、臭いで気付くから、ここまで甚大な被害は無いし。申し訳無さそうな犬と床を拭いて、嫁さんに臭いを確認してもらって。

で散歩から帰って、寝る前にもう一度、姿勢を変えてあげたら、また踏むと言う。嫁さん寝てるし、汗かきながら掃除して、フローリングの目地を楊枝で掻いて、ガッカリヘトヘトなのに、臭いまで落とした確証は持てないと。