脂忘録 ~しぼうろく~

人に言うほどのコトでもない徒然

パクり問題

パクりで、世間が喧しい。

10年以上前、佐野研二郎さんに会った事がある(自慢)。
まだ博報堂の社員だった彼は、自分には、キラキラ輝いて見えた。
野心家と言うより、気さくなあんちゃんで、印象はとても良かった。

時を経て、彼は今、物凄い逆風に晒されている。
ここでは、彼のこれまでや、オリンピックエンブレムがパクりか否かは、問わない。
どうするかは、彼自信に委ねられており、選んだ道をどう歩むかも、彼が決めるものだ。

書いている現在は、
・エンブレムはオリジナルと主張。IOCだかJOCだかも、それを擁護の姿勢。
サントリーのトートバッグは、謝って、幾つかのデザインを取り下げ。(全部ではない)
・ネットの人々に、次々にパクり認定をされているが、沈黙。
・そこに「知識人」が、我も我もと、似たような見解を競い会う。
・エンブレムのパクりを認めなくてもいい。トートバッグの件、現状大騒ぎな件を以て「自ら取り下げれば」各方面に丸く収められる「落とし処」ではないかとの見方が大勢。

半年もすれば、結果が出ているだろう。
もう既に、デザイン界には、大きな1ページになってしまった。

で、ホンとはこの事はただの枕だったんだけど、長くなってしまったんで、次回に続く。